忙しい毎日、「気がついたらもう夜」なんて日が続いていませんか?
頭の中がずっとざわざわしていると、寝ても疲れが取れないことも。そんなときにこそ必要なのが、“なにもしない”時間です。
「なにもしない」は、ちゃんとした“整え方”
「ぼーっとするなんて時間のムダ」「休んでいる場合じゃない」と感じる方も多いかもしれません。でも実は、「なにもしない時間」こそが、心と体を回復させる時間だったりします。
ここでは、私が試して効果を感じた「ゆるっと整う習慣」を3つご紹介します。
1. スマホを置いて、空を見る
とても簡単ですが、意外と忘れがちなのが「空を見上げる」こと。
仕事の合間や、帰り道のほんの数分、スマホを見ずに空を眺めるだけで、呼吸がゆっくりになるのを感じます。
空の色、雲の形、風の強さ…。それを意識するだけで、頭の中の情報が一度リセットされます。
2. なにもしない5分を“予定に入れる”
忙しい人ほど、「空いてる時間=何かやるべき」と思いがち。でも、“なにもしない5分”をあえてスケジュールに組み込むと、心に余白が生まれます。
私は手帳やカレンダーに「ただ座る時間」と書き込んでいます。
ポイントは、「やらないことを決める」こと。たとえば:
- スマホを触らない
- 考え事をしない
- 人に連絡をしない
この“しない時間”が、1日のバランスを整えてくれます。
3. 「今日はここまで」と決める
つい「もう少し」「あとちょっと」とがんばってしまうこと、ありますよね。
でも、「今日はここまで」と自分で区切ることが、心にとっては大きな休息になります。
たとえば、帰宅したら:
- ノートに「できたこと」をひとつ書く
- 「よくがんばったね」と声に出してみる
- パジャマに着替えることで、仕事のスイッチをオフにする
たったこれだけでも、「がんばりすぎないリズム」が生まれます。
まとめ:整えるって、“やめる”ことから始まる
「ちゃんと休む」「何もしない時間をとる」ことは、なによりも自分を整える第一歩です。
毎日をがんばっているあなたこそ、少しだけ手を止めてみてください。
今日の“なにもしない5分”が、明日の元気をつくってくれますよ。