仕事でもプライベートでも、日々の中で「決めること」ってたくさんあります。
- 今日の昼ごはんは何にする?
- 先にメールを返す?それとも資料を作る?
- あのタスク、どこまでやればいい?
こうした小さな選択が積み重なると、思っている以上に脳は疲れます。
これが「決断疲れ」です。
私自身、些細なことで迷ったり、判断に時間がかかったりして、
「考えてるだけで疲れた…」と感じることがよくありました。
そんな私が取り入れているのが、「思考のダイエット」的な選び方の工夫です。
■ 1. ルールをつくって“自動化”する
毎日悩むことの中には、実は「いつも同じパターンに落ち着く」ものも多いです。
たとえば:
- 平日の昼ごはんは「パターンA・B・Cのローテーション」だけにする
- 朝の仕事は「メール→ToDo確認→1つだけ着手」に固定する
いちいち「どれにしよう」と考えなくていいだけで、1日のスタートがグッと軽くなります。
■ 2. 選択肢を「3つまで」に絞る
選択肢が多いと、人は疲れます。
「なんでも選べる」は、実はストレスの元です。
私がよく使うのは、「迷ったら3択までに絞る」方法。
たとえば:
- タスク管理アプリを選ぶとき → 3つだけ比較して決める
- メールの表現で迷ったとき → 3案だけ作って最も伝わるものを選ぶ
どれを選んでも“だいたい大丈夫”なら、もう深く考えすぎる必要はありません。
■ 3. 最後は「どれがいちばんラクか?」で決める
難しい決断ほど、「正しいかどうか」ばかりに意識が向きがちです。
でも正解は、案外どれも大差なかったりします。
そんなとき私は、「いちばんラクに進めそうなもの」を選ぶようにしています。
ラク=手をつけやすい=行動が早くなる、というシンプルな構図です。
「軽い方を選ぶ」という視点は、思考を減らすいいフィルターになります。
まとめ:考えないことは、悪じゃない
「考えること」は大事だけど、考えすぎは疲れます。
思考のダイエットは、「思考を放棄する」のではなく、
“考えなくていいことは、さっさと済ませる”という選択です。
判断に使うエネルギーを節約して、本当に集中したいことに残しておく。
それだけで、日常がちょっと軽くなる感覚を得られます。
迷ったときこそ、「ラクでいいや」で決めてみてください。
思っているより、うまくいきますよ。